今回は『冷え』についてです!
冬の季節は寒くて体が冷えるのはあたりまえですが、
これからの夏の時期は室内での冷房のせいで体が冷えすぎてしまいます。
女性にはもともと「低体温」の方や手足など体の先端が冷える「末端冷え性」の人が多いと言われています。
なぜ、女性には冷え性の人が多いのでしょうか?
その理由は、「筋肉の量」にあります。
「冷え」の主な原因のひとつに考えられるのが、「筋ポンプ作用」の低下。筋ポンプ作用とは、筋肉がポンプのように収縮することで、血液を手足から心臓に戻すメカニズムのことです。
筋肉の機能が衰えて筋ポンプ作用がうまく働かないと、血流が体のすみずみまで届かず、血行が悪くなって「冷え」を引き起こします。
男性に比べて、もともと筋肉の量が少ない女性は、筋ポンプ作用が滞ってしまいがちなのです!
また、血行が悪くなると、肩こり・むくみなどの原因にもなります。
特に、冬は寒さからカラダが冷えて筋肉が硬くなり、肩こりやむくみがさらに悪化するという悪循環を起こすため、カラダを温めて血行を改善することがとても大切です。
○冷えに効果的なツボ3選!
【気海(きかい)】
おへそより指2本分下にあるツボ。
「元気の源」とも言えるツボで、全身の血行を促しカラダを温める効果があります。
季節を問わず、気海を温めることでコンディションが安定し、元気に過ごすことができます。服の上からカイロを貼るのがオススメ!
【大椎(だいつい)】
首のした辺りの部分で、下を向くと骨が出っ張る部分のすぐ下にあります。
大椎も全身を温めることができるツボで、首や肩のコリをやわらげる効果があるといわれています。
気海と組み合わせてカイロを貼ると効果絶大です!
【三陰交(さんいんこう)】
以前にむくみで紹介したツボです。
内くるぶしの指4本分上で、骨の内側にあるツボです。
下半身のむくみが気になるときだけでなく、冷え、生理痛・更年期障害などにも効果が期待できるといわれており、女性にとっては大切なツボです!
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